【活法】整体 復習会&八光流柔術
8月7、8日の二日間は活法の復習会で東京へ行ってきました。
今まで習得してきた手技の総復習です。
重要事項の再確認と共に新たな発見もあり、大変内容の濃いものでした。
また、今回は「八光流柔術」皆伝師範の広沢成山さんによる柔術的な体の使い方についての特別講義もありました。
自分の体をどれくらい感じとっていますか? 相手の体の変化をちゃんと感じていますか?
身体感覚というのは論理的な説明や伝達が難しいものですが、そういった言語化・意識化しづらい身体の感覚の磨き方や変化の捉え方をなるべくわかりやすく説明していきます。
キーワードは「重力」。重力を感じる身体になれば何もしなくても自分の身体が緩みます。重力を感じる身体で触れれば相手の身体は緩みます。足し算ではなく引き算の身体づくり。何かを「する」のではなく「しない」ということで見えてくる感覚。技術を手放すことで身体が本来持っている本質に近づきます。
活法研究会ホームページより引用。
活法は柔術の裏技として発展してきたという歴史があり、表技である柔術について興味がないわけがありません。
師範よりかなり大きく体格の良い男が簡単にひっくり返されるのを間近に見ながら、脱力の大切さを学び、
また「ストーンバランス」の映像を見ながら重心の大切さも学びました。
これらの写真、もちろん接着剤なんかでくっついているわけではありません。重心さえ捉えればこう言う事も可能なのです!人間の体も重心が重要で、重心がつり合った状態が一番楽で無理のない姿勢です。見た目の真っすぐさやキレイさとは関係ありません。まさに活法の理論に通ずる内容です。
実はこの広沢師範は鍼灸師の免許を持ち、治療家としての経験もある方です。治療に使えるように陰陽論なんかを上手く絡ませながら、楽しくお話して頂けました。
また一つレベルアップできました!