化粧品が届かない深層へのアプローチ!☆美容鍼☆の力
お肌の4大悩み、「たるみ」「しわ」「しみ」「くすみ」。
どれも加齢と共に気になりだすお悩みです。
どれができてしまっても実年齢以上に見えてしまいますよね。
そこで今回は、お肌の悩みと美容鍼の効力について書いてみました。
美容鍼について何も知らない人向けです。そんなこと知っとるわ!と言わず読んでみてください。
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からできています。
表皮は皮膚の表面を覆っていて、薄さは約0.1ミリです。その下に厚さ約1.9ミリの真皮層があります。
この真皮層を支える線維の働きが老年と共に低下し、間質の水分が減少すると皮膚は弾力性を失い、たるみ、しわを生じます。
もちろん皮膚のさらに奥にある筋肉もたるみ、しわに大きく影響を及ぼします。
普段使用している化粧品でアプローチできるのは、一番表面の表皮の中の、さらに一番表面の角質層までではないでしょうか。
ところが鍼を使うと、表皮の下の真皮、その下の皮下組織、さらに下の筋肉まで刺激することができます。
皮膚の細胞は、傷がついたと認識すると自らの力で治癒する能力があります。肌の良い状態を保つためには必要な力です。
鍼で真皮層を刺激すると、皮膚の細胞は「治さなくては!」と修復力(自然治癒力)を発揮し、肌のはりを取り戻すための働きをするのです。
傷と言うと怖く感じるかもしれませんが、鍼の太さは髪の毛ほどなので、身体にとってダメージを及ぼすレベルではありません。
最後に、肌の悩みの原因は様々です。冷え、肩コリ、乾燥、紫外線、食生活の乱れ、胃腸の働き低下などなど。
お顔さえ手入れしていればいいというわけではありません。
皮膚にとって大切な栄養吸収はもちろん顔ではなく胃や腸などの内臓が行います。内臓を元気に保つことも当然大切です。